ヨランア ヨランア Hay,Yo Yorang!

2004年

0202(新・アリランTV・ワールド1)
Episode 1 The Fox Village
化け狐現るの巻。
前からその存在は知っていたが、こうして実際に見るのは初めて。
まず第一印象は、ふわふわでもこもこの動物キャラが、魔法少女に変身すると言う設定が、どツボにはまるな。それと、自然描写の色使いがきれいだと思った。背景の緑が、まぶしいくらい鮮やかで目に染みる。キャラクターも全体的にパステルっぽいかな。
内容的にはとなりのトトロっぽいね。自然との調和とかそんなテーマがありそうだ。と言っても、地球を救うとか変に壮大になることなく、もっと身近な自然を愛そうみたいな感じかな?
作画的には、正直微妙なところが多いが、そのへんはなんとか演出でカバーしてる。少年が図書館で初めてヨラン美少女体のシルエットを目撃するとことか、ちゃんと考えてるな。後半のクジラ雲もいい感じだった。後、学校の番長が女の子ってのもいいね。なんだか下品なあいこっちみたいだが。

0203
Episode 2 The Book of Wish
無敵三銃士現るの巻。
第1話では登場してなかったけど、ちゃんと倒すべき悪がいるんだな。といってもヨランと直接対決するのは、シリアスとは程遠い3バカトリオって感じだが。このトリオとThe Book of Wishを奪い合う展開になるが、この本ってドリームノートみたいなものだろうか?
冒頭、少年の夢に出てくるヨランが、おもいっきり恐ろしい化け物状態なのが、笑える。

0204
Episode 3 Promise of their own
少年が化け狐と契約するの巻。
言い換えると、少年が本を探す変わりに、見つかったら、ひとつ願い(死んだ母親と会うこと)をかなえてもらうという約束をするわけですね。これでこの作品の基本設定が一通り整ったのかな?
今回は、ずっと学校が舞台だったので、クラスメートがたくさん出てきた。みんなあくの強そうなキャラデザだな。いまのとこ目立った活躍をしたのは、女ボスとその部下二人、それとメガネっ子くらいだが、そのうち他のキャラも話にかかわってくるのだろうか?
それにしてもこの作品は本の扱いが、ひどいね。投げまくるし、燃やすし、溶かすし!もっと大事にしようよ。
後、これまで見たヨランの感想だが、ヨランってかわいい外見の割に性格悪いね。すぐ怒るし、泣くし、わめくし、わがままだし、常に自分が正しいと思ってる。どうしようもない女狐だな。善良な少年とは正反対だな。でも・・・そこがいい!!少年との関係は、わがまま姫と従順なシモベというところか。やはりどつぼにはまる設定だ!

0207
Episode 4 Dad's Sketchbook
パパはママのこと忘れちゃったの?の巻
父と息子のちょっとした気持ちのすれ違いドラマでしたね。あいかわらず丁寧なつくりで好感が持てる。後は、花屋のおねいさんが初登場したり、ヨランがウサギに化けたり。
廃品回収?のおやじのキャラデザがすごすぎ。すでに人間じゃないよ!怖いよ!
蝶を巨大化させるのはいいが、その後どうなったのか気になる。時間がたてば、ちゃんと元に戻るのかな?
ヨランの変身は毎回あるけど、いまのとこ戦うためだけに変身して戦いが終わるとすぐ元に戻っちゃうので、物足りないね。変身しても、ヨランの意識は連続してると思うのだが、なんだか、赤ずきんチャチャの大チャチャ様状態だな。いつになったら、いっしょに学校とか通うんだろう?

0208
Episode 5 Sister Sun, Brother Moon
猛獣大決戦!大虎対ヨリン!の巻
今回もヨランの喜んだり落ち込んだり喜怒哀楽の激しい描写が楽しい。
しかし、今回の話、今ひとつ話が見えないのだが、今回見つけた本が、目的の本だったのか?ヨランの爺との交信で、目的の本は地上に落ちるとき何冊かに分かれたみたいなので、それを全部回収しなきゃならないんだろう。
今回は、学校の学芸会の話だが、演目の「お日様とお月様」というのは韓国では有名な話なんだろうか?ちょっと検索してみたら、こんなのがでてきた。
で、ヨランのせいで本から出てきた虎が、劇に乱入するというのはありがちな展開ですね。いつもの女ボスがめずらしくおとなしいな。ぼろぼろのチマチョゴリを着てるのがかわいい。メガネっ子は母親役かな?

0209
Episode 6 Midsummer Christmas
真夏の珍事!雪が降る?の巻
今回の一番の目玉は、なんといってもヨリンの冬服ヴァージョンが登場したこと。変身バンクもパワーアップしてるぞ!後、貧乏そうな姉弟の姉も、何気にかわいかったな。
今回は水着祭り?と思わせておいて、夢オチですか?だが、夢の中でおぼれた女ボス・パンウルがヒョンに助けられてドキドキしてるのが、かわいい。ますます意識しちゃうね。
ヨリンの正体は、まだヒョンも知らないんですね。ヨランがヨリンかもと、ちょっとだけ疑ってるみたいだが。
ヨランって意外に怪力なのか、お供の二匹を簡単にふっとばしてるような・・・。怪力の女の子って萌える!
「願いの本」を見つける手がかりは、リボンみたいですね。しかし、本の中からキャラクターが出てきて、それをまた収めるという手続きが、何を意味するのか、いまいちよくわからない。

0210
Episode 7 Christmas Carol
物を食いながらしゃべるんじゃない!の巻
スイカを食べるパンウルやケーキを食べるヨランのシーンがあったが、ずいぶん、下品な食べ方だな。豪快なのはいいが、女の子なのに・・・。
今回、ヨランとヒョンは、最初から終わりまで、ずっと行動をともにしていた。ずいぶん仲良くなった感じで、見ててほほえましいね。おもちゃの幽霊探知機を本物と思い込んでるヨランがかわいい。
今回本から出てきたのはクリスマスキャロルの幽霊。パンウルのおばあちゃんに過去と未来を見せます。その未来の中で、成長したパンウルがヒョンといっしょだったのはどうゆうことだ?あくまで仮定の未来ということでしょうか?
ヨリンの夏服ヴァージョン初登場。変身バンクは、前回とほぼ同じで服が変わっただけみたい。

0211
Episode 8 Mother's Birthday
ヨリヨリヨリリン!今日は大サービスよ、ヨリン!の巻
今回は、やけにヨリンの出番が多かったな。それで、いろいろヨリンについてわかったことがある。ヨリンがつけてるハート型のモッコリはカラータイマーの役目があるみたい。点滅してしばらくすると変身が解けるんだな。再び変身するには、ある程度エネルギーをチャージしないといけないみたいだ。それと、ヨリンがヨランであることは、ヒョンに対しても、絶対に秘密らしい。ヒョンに疑われて、幻覚ガスのせいにするヨラン。意外に機転が利くね。
今回は、花屋のお姉さんも大活躍でした。しかし、ここのスタッフは美人でも容赦なく、崩すね。おまけに包帯にぐるぐる巻にされるし。ずいぶんマニアックだね。お姉さんの図鑑から、怪しげな植物がたくさんでてきたけど、こうゆうのは「願いの書」の影響で中身が変化したということなのかな?よくわからん。

0214
Episode 9 Snow White
パンウルが白雪姫に間違われるなんて、ありえな〜い!の巻
しかし、パンウルは回を重ねるごとにかわいくなるな。ヒョンに話しかけようとして、もじもじしてる様がなんとも女の子です。で、結局は意地悪してしまうという不器用さが、萌える。
今回は、ソウルの姉妹学校からヒョンたちの学校へ子供たちが交流しに来る話だった。そのわりには、ソウルの子供たちが、最後までその他おおぜいでしかなかったのが残念。
今回も、ヨリン大活躍。寄贈された本のなかから願いの書を探すため、どうどうと学校に入ってきます。ソウルからきた子供たちがいるから、先生も特に気にしてない様子。図書室で、ヒョンと二人っきりになってるシーンで、お互いに願いの書を相手に気づかれないように、手に入れようとしてるのが、おかしいね。
ところで、設定によるとヨランの地上基準の年齢は6才なんだけど、ヨリンになると10才ということになってる。変身するさい、成長魔法も同時に使ってるのかな?そういえば、ヨリンの時のほうが、性格も若干まるくなってるね。今回も、みんなと一緒に運動しないヒョンを気遣ってあげてるし。やさしいね。

0215
Episode 10 Chorani, The Muse
俺のギターを聞いてくださいませんか?の巻
いきなり、見覚えのあるキャラが出てきて、びっくりするな〜。
今回は、涙の表現がいつも以上におおげさだったな。いきなり、敵の3兄弟が歌い始めたり、愉快な演出が多いぞ。ゲストキャラは、病弱な美青年ふうのアイドルでしょうか?動きがとっても怪しいぞ。本から出てきたキャラは結局なんだったんだろう?

0216
Episode 11 Crazy Hairdos Commotion
時代は、アフロ!の巻
いきなりヒャン父と花屋のお姉さんが、二人で映画を見てるシーンから始まった。いつのまに二人はそんな仲になったんだ?映画の内容は、おじいさんの壊れたバイオリンを直すために、少年?が雨にぬれた釘を乾かすというよくわからないものだった。釘でバイオリンが直るのか?ちなみにタイトルは、「もっまっりぬん いやぎ」>「とめられない話」>「どうしようもない話」>「あきれた話」ですね。
今回見つけた本は、美容院にあった髪型カタログ。ヨリン勝手に持ってっちゃったけど、もし本屋で願いの書を見つけたら、万引きするんじゃないかと心配だよ。一旦ヒャンの部屋で本を確認しようとするヨランだが、その時、戸締りをしっかりして中身が逃げ出さないようにする作戦をヨランが思い描くシーンの作画がかわいいね。
今回は、めずらしくヨランがヨリンに変身して戦うシーンがなかった。変身自体は前半にあったけど。こうゆうのもありなんだな。展開上、必要がなければやらないのは、とても自然だと思います。

0217
Episode 12 The Adventure of Frankenstein Jr.
「フランケンシュタイン対絵本猛獣クマゴン」かと思ったら「エルビス対クマゴン」になっちゃったの巻
今回ヨランが手に入れた本は、ヒョン父の絵本だった。書店でサイン会してる時に勝手に本を持って行っちゃったけど、これって万引きでは。考えてみれば、今までも人の本を勝手に持っていってるわけで教育上これはよろしくないのでは?そのうち何らかのフォローがあるのかな?
あいかわらず、その他おおぜいのキャラデザが濃いね。今回クラスメートに頭がスイカの人がいたのが、すごく気になった。スイカ頭はめだちすぎだろ!ひょっとしたら別のアニメのキャラが混じってたりするのかな?
一番の見所:書店の前にフランケンが現れたとき、それを人形だといって必死にごまかそうとするヨリン。一瞬、気でも狂ったのかと思ったよ。

0218
Episode 13 Sphinx and Its Riddles
原語版のサブタイトルは「なぞなぞ風船ガム」なのだが、韓国にはそうゆうガムが売ってあるのだろうか?の巻
今回の目的の本は、「ぷるがさうぃ」つまり「不可思議」と言うタイトルの本。3兄弟の末っ子が、ヒトデと勘違いしてるが、これはヒトデは韓国語で「ぷるがさり」だからかな。(怪獣のプルガサリと同じつづりだ)ひょっとしたら今回この手のネタが多いのかも。
本から出てきたのはスフィンクス。子供たちに次々となぞなぞを出して、答えられないと木に縛り付けます。スフィンクスから逃げるとき、先生はヒョンのことは心配してたけど、ヨリンのことは無視ですか?
スフィンクスで有名な例の謎はヒャンが見事答えた。最後にスフィンクスが出した問題は、「朝は2、昼は3、夜は4で歩くものは?」という問い。これも、ヒャンが「そんなやついね〜」と言ってスフィンクスを撃退します。今回ヨリンは、ただ時間稼ぎしただけだな。
今回のクラスメートも個性的なやつが多いね。なかでもシャツが北朝鮮の国旗っぽいデザインのやつのが気になる。いいのか?
ラスト、ヒョンに当てた手紙を訳すと・・・
「この町で一番のバカという一言を取り消すね チ・パンウルより」
このさりげないフォローのいれかた最高です!

0221
Episode 14 Messenger of My Heart
校長先生はロリコンなの?の巻
級長とパンウルのいざこざをおさめようとする先生のシーンがおもしろい。パンウル、目からビームだしてるよ。それにしてもパンウルはますますかわいくなるね。今回はよく目が点になってたな。プードルに変装してるヨランもかわいかった。キツネのままじゃやっぱり目立つと思ってるのかな?確かに、二足歩行する白いキツネはめずらしいか。本から出て来た伝令者の妖精も、ちっちゃくてかわいかったぞ。
今回の本は、校長先生の思い出の品だったが、相手の了解も得ずに、勝手に持って行っちゃっていいのかな〜?伝令者が女の子の思いを校長先生に告げた時点で、先生には必要ないものになったのかもしれないが・・・。

0222
Episode 15 Mr.Pen's Wish
「本の中の冒険」または「巨大怪獣ヨラン」の巻
いつのまにか山が秋っぽくなってる。自然描写に気を使ってるな。そういえばヨリンの服も少し前から変わってたね。
ヨランの絵を描いてるヒョン。実はヨリンも描いてた。おもいっきりアニメ絵だぞ!それはともかく小学生にしてはうまい方だよね。将来は同人作家だ!
今回は、ヒョンの「ヨランがヨリン?」疑惑が高まる話でした。最後は、ヨリンが巨大化ヨランをうまいことぬいぐるみに変えて、別人だと納得させた。あのぬいぐるみいいな〜。ほしいな〜。
今回の本は、よくわからなかったね?変なペンおじさんの正体も不明だ。それでも今回のテーマが作家の苦悩だったのはよくわかった。

0223
Episode 16 School Picnic
すばらしい!!
別にヨリンの出番が多かったから言うわけではない。(むしろ、俺的にはヨリンよりヨランの方が好きなのだが。)とにかく今回は、いままでとあきらかに演出レベルが上だし、作画に関しても微妙に良かった。キャラの崩しに関しても、一貫したセンスを感じる。完璧です!
つっこみたい所は極めて多いので、いずれ別にページを作るかもしれない。
作った。(20050301)

0224
Episode 17 Let's Go Roller Skating
パパはうそつきだ〜!の巻
というわけで今回は父と息子の気持ちのすれ違いから始まるストーリーだった。しょんぼりしてるヒョンを見て、インラインスケートに誘うヨリン。やさしいね。
ヨランに「願いの書」は本当に願いをかなえてくれるのか確認するヒョン。今回ヒョンの願いの書に対する執着心はいつも以上で、敵に奪われたときも、必死に食らいついて奪い返してたね。
今回の本は「無病長寿 健康ランド 新製品」
出てきたのは4つの臭い。それぞれ、食べ物(腐った魚)の匂いはパンウル家のキムチシチューへ、靴の臭いは花屋の幸福?の木へ、トイレの臭いはケーキ屋の親父の頭に、汗の臭いは3バカキツネの次男の包帯へ。臭いをどうとるのかと思ったら、しゃっくり虫に吸わせるのか!むごい!
ところで、インラインスケートって、英語ではローラースケートでいいの?

0225
Episode 18 The Adventure of Tarzan Boy
花屋のお姉さん最強伝説の巻き。
今回の本は「密林の王者ターザン」。いきなり本の中の世界から始まるとはめずらしいな。ターザンに助けられる女の子がかわいい。どうせなら、この子が外に出て来てほしかった。残念。実際に出てきたのはひ弱な少年ターザンとサルと黒ヒョウ。少年は、どうも妄想癖がある様子。外の世界に出てからは、ひたすら災難にあってばかりで、ちょっとかわいそう。ちょっとだけね。しかし、ヨリンにぶっ飛ばされた時は、ちょっとうらやましかったり・・・ちょっとだけだよ。
途中、プトゥが主役の「プトゥヤプトゥヤ」を撮影してる。どうゆう演出意図か理解しがたい。

0228
Episode 19 Dad is Sick
今回は16話と同じくらいギャグ演出がさえまくりで、非常に楽しい。特に気に入ったのは、ヨランが分身の術を使うとこ。後、さりげないとこだが、台所でヨランとヒョンが会話してるシーンで、ヨランの耳がひょこひょこ動いてるのがかわいい。
今回の本は、「料理の天才キム・チョンジェ」。出てきた精霊は、タイトルのキム・チョンジェ。ほぼ一頭身の少年だ。ヨランの手下を食材にしようと追いかけたり、結構危ないやつ。
プトゥ兄弟たちは、水がめで何かしようとしいたが、意味不明。

0301
Episode 20 The Shepherd Boy's Lie
だけど涙が出ちゃう・・・女の子だもんの巻
今回のみどころはやっぱりパンウル!聴診器で、心音から相手のウソを見抜こうとしてるのだが、ヒョンに対してうっかり「ヨリンが好き?」と聞いてしまう。当然ヒョンの心臓の鼓動は早くなるわけで、ショックのパンウル。だが、人前で弱みを見せるわけにはいかず、その場では強がって見せるが、後で一人になったとき、こっそり泣いているパンウル。こうゆう女の子らしい描写が萌えます。
最後はパンウルの鉄拳で、三兄弟を撃退すると言う珍しい展開。
今回の本は「羊飼いの少年」。いわゆるオオカミ少年のことですが、どうもこのアニメに出てきた少年は、うそつきと言うより言葉たくみに世渡りしてるようにも見える。少年の巧みな話術がちゃんとわかると、おもしろいのかもしれない。
しかし、この本は、パンウルの物なんだけど、最後どうしたんでしょうね?
後、今回から冬ですね。ヨリンも冬服です。四季の移り変わりをしっかりふまえてるアニメっていいな。

0302
Episode 21 The Magic Snail
とうとう今回のラストで、ヨリンがヨランに戻る瞬間を、ヒョンに見られてしまった!しどろもどろしているヨランが、なんとも言えない。そもそも、なんで正体を隠していたのかはっきりした理由はわからないのだが、ばれたところで何らかの罰とかあるようには見えないし、ここでのヨランの感情とは、どうゆうものだったのだろう?考えると夜も眠れないよ。とにかく、最終回が近づきつつあることを実感する話だった。
ところで、今回の本は「伝来童話」(Traditional Fairy Tales)。出てきた精霊は、ニワトリを連れた美女だった。サブタイのThe Magic Snailとは彼女のことらしい。原題の「ウロンカクシ」はいまいちよくわからないがタニシの「ウロンイ」と関係あるのかな。だとするとタニシの精なのか?本の中の彼女のページには、「ウロンカクシとニワトリ」と書いてある。朝鮮では有名な童話なのか?
後、冒頭のプトゥたちが上空から車を攻撃するシーンは、結構かっこいいカット割だったと思う。

0303
Episode 22 Bbuddu's Dr.Jekyll and Mr.Hyde
前回、劇的なシーンで終わったので、その続きから。
やはりヒョン的には、だまされてたという思いが強くヨランを無視するようになるのか。ヒョンの気を引こうと必死なヨランがけなげだ。この二人の関係修復には、もう少し時間がかかるかと思っていたが、思ったよりあっさり仲直りしたな。
今回わかったことだが、ヨランは、変身してるのを人間に見られると大変なことになるとソソたちから脅されてたみたいですね。実はそれは脅しでなくほんとの事で、スリオンじじいは大変なことになるとほんとのことを言おうとするが、ソソばあちゃんはじじいの口を封じ、ヨランを安心させる。その一方で、のろい?を説くための方法を必死で探す天上界のキツネたち。のろいって一体・・・?
ヨリンは、ヒョンの誤解を解くため、ヒョンをソソたちにあわす。そこで、ヨランを外へやってから、ヒョンだけに秘密の話をするソソたち。秘密と言っても、昔からキツネ族は人間に変身することができるとかなんとか言ってるだけみたいだが。俺にはこのシーン、なんだか、一人娘を嫁に出す際に婿殿によろしく頼むと言ってるみたい見えてしまう。
ソソの話を聞いて、ヨランと仲直りするヒョン。しかし、あくまで「友達」というセリフ。セリフ上では友達でも、ヒョンがヨランに抱きついたとき、赤くなるヨランを見ると、友達以上の何かを感じずにはいられないね。このシーンでは、オープニング曲の別ヴァージョンがかかったりして、すごくいい雰囲気です。
さて、今回のもうひとつの見所は、プトゥだった。今回の本は「ジキル博士とハイド氏」。そこから出てきた薬品を飲んだプトゥは美少女キツネに変身した。といってもデザイン上は、目だけ萌えっぽくなるだけだが、しぐさとかも女の子らしくなり、結構かわいい。この薬品は、本来なりたい自分になる薬なので、プトゥにはそうゆう少女趣味があったのだろうか?ちなみにこの時プトゥがかけてたタスキには「自然保護」と書いてある。しかし、せっかくこうゆう薬を題材にするなら、メインキャラのすべてに飲ましてどうなるか見せてほしかったな。

0304
Episode 23 Gyeonwoo and Jiknyeo
天上界は、いよいよ大変な状況になってるみたいだが、あいかわらずヨランたちは、焼き芋とか売りながら、のんびり本を探している。いいのか?
さて、今回はヒョンパパのお見合い話みたいですね。パンウルばあちゃんの企みなのだが、お見合いの相手は、なんとエルビス。以前、森で困ってるところを女装したエルビスに助けられたらしい。それで、気に入ったみたいだが、それにしてもな〜。しかも、お見合いの最中に、コスプレしたカウンさんに花を持ってこさせるし。ばあちゃん、人を見る目なさすぎ。カウンさん泣いちゃったよ!
ところで今回の本は「牽牛と織姫」。壊れた橋の上で身動きが取れないカウンさんとヒョンパパの間に、カラスとカササギたちが自らの体を使って橋をかけます。この鳥たちは、真に愛する二人の愛に反応したわけで、ヒョンは二人が愛し合ってることを確信してしまう。この鳥の橋の話は日本ではあまり聞いたことがないが、朝鮮ではポピュラーなのかな?それとも俺が無知なだけ?

0307
Episode 24 Dream Camera
今回の本は「夢を写す写真機」で、中から出てきたのは「夢を写す写真機」。このアイテムで、いろいろドラマが作れそうな気がするが、劇中ではただのギャグのネタにしかなってないのが残念。しかし、パンウルの夢のシーンは傑作だった。もっと暴走してくれれば、なお良かったのに。その後パンウルの手下がヨリンに投げキッスするが、そのキスをヨリンがさりげなくはじくのもいいいい演出だ。
プトゥ三兄弟を追いまわす金髪のおっさんキャラが登場。どうも三兄弟を悪い宇宙人と思ってるらしく、ヒーローのコスプレして戦いを挑んできた。しかし、このおっさんの話も、中途半端だったな。

0308
Episode 25 Sea Dragon's Wedding Present
今回はヒョンパパとカウンさんの結婚式。なんだかずいぶん唐突ですね。いつのまにそうゆうことになったんだ?しかし、結婚式当日にパパは寝坊するし、式場行く途中でばったりカウンさんにあったり、どうみても今日結婚するようには見えないぞ。どうせ夢落ちだとうと思ってたが、本当に結婚しちゃったよ!息子は、まだ死んだ母親のこと引きずってると思ってたのに、すっかり祝福モードだ。俺の予想では、結婚するにしても、最終回のエピローグあたりかと思ってたんだがな〜。
さて、今回の本は「海龍の贈り物」で、出てきたのは海龍。カウンさんをさらって海岸まで行き、カウンさんの分身を複数作り、ヒョンパパにどれが本物か当てさせます。この花嫁をさらう海龍の話は、やはり韓国の昔話なのだろうか?海龍の人間態は長髪の美形だが、少年らしい。
ヨランはヨリンに変身して海龍を攻撃するが、まったく歯が立たない。かなりの強敵だな。
突然頭が痛くなるヨリンを見て、涙を流す海龍。海龍のセリフによると、ヨランには悲しい未来が待っていて、それを変えることができるのは一人しかいないらしい。これは、もちろん最終回への複線なんだろう。
結局、ヒョンパパが花の匂いをもとにカウンさんを見分け、龍は納得して自ら本の中へ戻った。するとみんな元いた式場に戻っており、何事もなかったかのように式が続けられている。なんだか、キツネにつままれたような話だ。
次回、いよいよ最終回!

0309
Episode 26 Friends Forever
感動した。韓国アニメでここまで感動させられるとは思わなかった。間違いなく、俺が今まで見た韓国アニメで一番できがいい!以下、ストーリーにそって見ていこう。当然ネタばれしまくり。
ある日の夜、いきなり地上に降りてくる火狐!いきなりヨランの家を発見したかと思うと、すぐさま火をつけようとする。容赦ないですね。その後ヨランが雨で火を消し、火狐と直接対決するが、ほどんど瞬殺同然でやられてしまう。力の差、ありすぎ。(いままでこいつが地上にこなかったのは、こいつが出てくると話が終わっちゃうからなのかな?)胸騒ぎを感じたヒョンは、ヨランの家に駆けつけるが、結局間に合わず、ヨランはヒョンの腕の中で息を引き取る。が〜ん!
翌日悲しみのあまり寝込んでるヒョン。ヨランとの思い出がぎっしり詰まったスケッチブックを見て涙を流す。するとその本が最後の「願いの書」になった。これがやりたくて、いままで毎回ヒョンのスケッチブックのシーンでしめてたのか!ちゃんと全体のストーリー構成考えてたんだ。ちょっと感心。
とうとう完成した「願いの書」。約束どおりヒョンは、ひとつ願い事をかなえることに。母親と会うことが当初の願いだったのだが、当然ここではヨランが生き返ることを願います。そして巻き戻る時間。そこでヨランは復活するのだった。その後、プトゥの落書きからヨランが出てくるシーンとか演出が楽しい。さらに、ヨランが「願いの書」の力で火狐を封印するのに、第1話に登場したくじら雲を使うのもいいな。
その後は、ヒョンとヨランのお別れのシーン。ここでは、まじで涙ぐんでしまった。別れる前のヨランの横顔がかわいいすぎる。すばらしい!
次のシーンでは、ヒョンたちは5年生になってる。たしか今まで3年生だったので、あれから丸1年経ったのか?あとで原語版みてみたら、ヨランとの別れのシーンの後に、ちゃんと「一年後」という字幕が入ってた。アリラン版ではなくなってる。(たしか第1話にもヒョン母の葬式の後「一年後」という字幕が入ってるんだけど、アリラン版ではなくなってる。)
最後は、ヨリンと再会して終。これからもヨランとの楽しい日常が続く感じで終わってくれた。
ヨリンがなぜ戻ってきたのか、いまいちわからないが、どうやらヒョンに会いたくて、わざと何か(玉?)を地上に落としたらしい。しかし、それはヒョンパパとカウンさんの赤ん坊に食べられてしまい、ヨランは困ってしまうのだった。
全体的には、作画も良好だし(19話の作画に近い?)、演出もばっちりだったので上出来なのだが、やはり多少の不満はある。最終回なのに、平和になった天上界の描写がなかったのはどうだろう?天上界を救うためにヨランはがんばってたのに。天上界に帰ったヨランが、ソソたちと再会するシーンもほしかった。後、ヒョンがヨランとわかれた後、ヨランのいない日常を過ごすヒョンの描写もね。やはり前後編にするべきだったのでは?前編のラストは、もちろんヨランが死ぬところで。結局、復活しなかった黒狐も気になりますね。冒頭、火狐の回想シーンでちょろっと出ただけだったね。
ところで、ソウルムービーのサイトを見るとヨランの劇場版か続編のテレビシリーズの企画があるみたいだ。実現するかどうか不明だが、嬉しい反面、「前作だけで終わらせとけば良かったのに」ということにならないことを祈るばかり。