ヨランアヨランア

第26話(最終回)「ちんぐや さらんへ」(友よ 愛す)

以下は、最終回のほぼ全訳です。基本的には、英語版から訳してますが、わかる範囲で韓国語版も参考にしてます。まだ、どうしても聞き取れない所は「***」でごまかしてます。
ちなみに上のキャプ画像は、サブタイトルと最後の方のシーンから作りました。

火狐の回想シーン
天上界。火狐が、キツネたちに追われてる。

キツネA:こっちに逃げたって、確かか?
キツネB:この目で見たよ。向こうに!
キツネたち:捕まえろ!

火狐、黒狐のところまで逃げてくる。

火狐:黒狐様。
黒狐:生きていたか・・・さあ、手につかまれ。
火狐:私の失敗で病気のご主人様を危険に。
黒狐:我々は生き残って***を果たさなければ。

回想終わって、火狐の部屋。

火狐:***私の手を取ってくれたのを覚えています。
今、私自ら人間界へ降りて「願いの書」を探し、ご主人様を解放します。

下界に下りる火狐とプトゥ三兄弟

コジたち:***

夜。ヨランの家の近くにいるプトゥたち。

プトゥ:この辺で***。そうだろう。コジ?
コジ:アアン?俺に聞いてんの、兄さん?

入り口の岩に吸い込まれるコジ。
ヨランの家を見つける。

プトゥ:火狐様、ここですよ。
コジ:わーきれいだ。
クディ:***
火狐:そうか、ここにヨランがいるというわけだな。
クディ:多分、あのかわいい雲の木の下に住んでるのだろう。
プトゥ:わお、かわいいな。
火狐:おまえら、火をつけろ!
プトゥ:今、火っておっしゃいました?
火狐:ああ。
プトゥ:よし、火をつけろ。
コジ:あんまりだ。
クディ:かわいい木には。
プトゥ:******
三兄弟:そうだ、そうだ!
火狐:何言ってるんだ!

ヨランの家、内部。ヨランたちが寝ている。
しゃっくり虫が、煙に気づく。起きるヨラン。

ヨラン:何や?おまえら、どうした?
火事だ!どないしょ~?
そうだ、ヨリヨリヨリリン、消火器出でよ!

明らかに消火器とは違う怪しげなものがたくさん降ってくる。

ヒョンの家。寝ていたヒョンが、飛び起きる。

ヒョン:ヨランア!何だろう?
オンマが天国へ行った日にも、こんな恐ろしい夢を見た。ヨラン。

ヨランの家へ向かうヒョン。

再びヨランの家。

火狐:ハハハハ。
ヨラン:なんじゃこりゃ、どうしよう。ウエ~ン。
どうしよう、ヨリヨリヨリリン。

魔法のステッキを出すヨラン。

ヨラン:ヨリヨリヨリリン、ヨリンに変身!

変身バンク。

ヨリン:ヨリヨリヨリリン、雲よ雲よ、雨を降らせて、ヤ~!

雨が降る。火が消える。

クディ:雨だ。
コジ:どしゃ降りだ。
火狐:ヨランめ、なかなかやるな。
ヨリン:あなたの仕業ってわけね、火狐。
火狐:ヨランが人間に変身したって言うのは、ズバリおまえのことか。「願いの書」を探す******
ヨリン:私が生きてるうちは、あなたの願いはかなわない。
火狐:おー怖い。

火狐の魔法で、ポドゥロンがカエルにされる。

ヨリン:ポドゥロン!

エルビスがニワトリにされる。

ヨリン:エルビス!この火狐め!

火狐に動きを封じられるヨリン。

火狐:今やその体では何もできまい。
ヨリン:体が動かない。
プトゥ:火狐様すごい!
コジ:***
クディ:あんなかわいい子を***

火狐が、コジとクディを虫に変える。

火狐:ヨラン、おまえのちんけな魔法で私を倒せると思ったか?
ヨラン:火狐・・・
火狐:これで終わりだ。
ヨリン:ヒョナ、怖いよ~。

走るヒョン。

ヒョン:ヨランア!

火狐の攻撃で、モッコリが割れ、ヨリンはヨランに戻る。

ヒョン:ヨランア~!
火狐:人間だ。

去る火狐。
ようやっと現場に到着するヒョン。

ヒョン:ヨランア!ヨランア、ヨランア!何があったんだ?
ヨランア、ヨランア、どこにいるの?ヨランア!

倒れたヨランを見つけるヒョン。

ヨラン:ヒ、ヒョナ
ヒョン:よ、ヨランア!
ヨラン:***できない。
ヒョン:ヨランア~!!

翌朝。焼け跡で、「願いの書」を探してるプトゥたち。

コジ:兄さん、本当にヨランは死んだの?
プトゥ:バカなこと言ってないで、「願いの書」を探せ!
クディ:兄さん、上にはないよ。それで、ヨランが。
プトゥ:***
コジ:でも、これ何?
クディ:******
プトゥ:彼女が死んだはずない。
三兄弟:***(泣いている)
火狐:おまえたちは、「願いの書」を探しているのか、いないのか?
プトゥ:きっと燃えたから、見つからないのでは。
火狐:本当か?それならよい。「願いの書」がなくなれば、黒狐様はそのうち解放されるだろう。
よし、天上界へ戻るぞ。

ヒョンの家。ベットで寝ているヒョン。それを見守るカウン。
父が部屋に入ってくる。

父:***を持ってきたよ。
カウン:シー。静かに。今眠ったとこなの。

部屋を出るカウンと父。

挿入歌:******

起き上がって、思い出のスケッチブックを見るヒョン。
涙を流すヒョン。突然、スケッチブックが光り輝く。

ヒョン:僕の本が・・・「願いの書」?

ヨランの家があった場所。
ヒョンが、エルビスたちに会う。

ヒョン:「願いの書」が完成したら、ひとつ願いをかなえてくれることになってるんだけど。

うなずくエルビスたち。
完成する「願いの書」。光に包まれるヒョン。

ヒョン:こ、ここはどこ?ここ、誰もいないの?
本:驚かないで。ここは、「願いの書」の中です。
ヒョン:「願いの書」の中?
本:ここはあなたの願いの場。さあ、あたなの願いをおっしゃって。
ヒョン:ぼ、ぼくの願いは・・・ヨランを生き返らせてほしい。
ヨランを生き返らせて。僕の願いは、ヨランを生き返らせること。
生き返らせて!どうか、ヨランを、生き返らせてください。

ヨランが火狐の攻撃で倒れたシーンに戻る。

ヒョン:ここは?時間が、戻った?

倒れてるヨランを見つける。

ヒョン:ヨランア!ヨランア!ダメだヨランア、目を開けて!
ダメだ、ヨランア!僕が願いをかけたんだ!

死んだはずのヨランが、光り輝く。

翌朝。焼け跡で、「願いの書」を探してるプトゥたち。

コジ:兄さん、本当にヨランは死んだの?
プトゥ:バカなこと言ってないで、「願いの書」を探せ!
クディ:兄さん、上にはないよ。それで、ヨランが。
プトゥ:***
コジ:でも、これ何?
クディ:******
プトゥ:彼女が死んだはずない。
三兄弟:***(泣いている)
ヨラン:泣かないで。私よ、私、私だってば、ヨラン!

プトゥが地面に描いたヨランの落書きからヨランの声が聞こえる。

火狐:何をしている?
プトゥ:火狐様。鬼神(お化け)です!ヨランの鬼神です!
火狐:き、鬼神?あのちっこいのが鬼神になったのか?
プトゥ:はい。
火狐:早く、「願いの書」を探せ!
ヨラン:待った!

地面の落書きから、お化けがたくさん出てくる。

コジ:***
火狐:何じゃこりゃ~?

ヨラン登場。

ヨラン:魔法楽しいな。***
三兄弟:き、鬼神!
火狐:どうやって生き返った。死んだおまえが。それは「願いの書」!
ヨラン:うん、見つけたの。
火狐:ハハハ。その程度が「願いの書」の魔法なら、私を倒すことはできんな。これで終わりだ。
ヨラン:終わるのはあなたよ。さっきの魔法はヨランの魔法だったの。これからが、「願いの書」の魔法よ!
火狐:何?おまえ!
ヨラン:イーヤッ!

巨大なくじら雲を召喚するヨラン。

火狐:あれが、「願いの書」の魔法!

くじら雲が火狐を飲み込む。

ヨラン:ヤッホー!「願いの書」を見つけたし、火狐も捕まえた。ハハハ~!

夜。ヒョンの部屋。

ヒョン:オンマ、ヨランも行ったよ。
オンマがくれたスケッチブックもなくなっちゃった。オンマ。

ヨランが部屋に現れる。

ヒョン:よ、ヨランア?!
ヨラン:とてもあいたかった?
二人同時に:あの~。
ヨラン:ヒョナ、先に言ってみて。
ヒョン:いや、君が先に言って。
ヨラン:私を助けるために、たった一つの願いを使って、どないしょ~。
オンマに会いたくないの?お?
ヒョン:ケンチャナ。
オンマはいつも、僕の心の中で生きてるから。
ヨラン:ヒョナ。
ヒョン:もう行くの?
ヨラン:うん。
ヒョン:僕と一緒にいるわけにはいかないの?
ヨラン:・・・・・・私もいつもあなたの心の中にいるから。

光となって消えるヨラン。
カウンが、部屋に入ってくる。

カウン:ヒョナ。

一年後。学校。5-1の教室。ヒョンの隣にパンウルが座っている。

パンウル:ヒョナ、私の隣に座れて幸せ?
ヒョン:あ~、うん、幸せ。
パンウル:どのくらい幸せ?
ヒョン:どのくらいって・・・あ、先生が来た。
先生:今日からこのクラスに来ることになった新しいお友達です。
入って来て。

ヨリンが教室に入ってくる。

ヒョン:ヨリ二じゃな。
ヨリン:アンニョン、会えて嬉しいです。私、ヨリンといいます。
先生:あ~空いている席は。オ、パンウラ~!自分の席に戻りなさい。
今は空いてる席がないから、***ヒョンの隣に座って。
ヨリン:はい。

ヒョンの隣に座るヨリン。

ヒョン:ヨリナ、どうゆうことなの?
ヨリン:あなたに会いたくて、わざとある精霊?(???如意珠)を落としたの。
ヒョン:え?じゃあ、また探さなきゃいけないの?
ヨリン:心配しないで。あなたの家に落としたから、すぐに見つかるわ。

ヒョンの家の前。赤ん坊が、玉を飲み込む。
カウンは、洗濯物を干している。

カウン:あんまり遠くへ行かないで。
ハニー、台所から赤ちゃんのミルクを持ってきてくれない?
父:わかったよ。ジャジャ~ン、ミルクですよ。

家から出てきた父、石につまずく。
赤ん坊が魔法を発動させ時間を止める?その場に帰ってくるヒョンとヨリン。

じたばたしているヨラン。

ヨラン:どうしよう?
あの玉を食っちゃうなんて。
おまえ、おまえ、おまえ!
さあ、吐き出せ!早く!

しゃっくり虫、赤ん坊、プトゥ3兄弟、エルビス、ポドゥロンが、ヨランの前を通り過ぎていく。

ヨラン:何だこりゃ?なんだ?
******
あの赤ちゃんどうしたの?
天上界に帰りたい。ワ~!

終。