タイオン Tyon
12歳。風車村古物船居住。古物船長の息子。
-性格
：計算というのは、ない。小さな頭脳もない。単純で、純粋だ。人の言うことを、ありのままに、とても信じる。だらら、時には、だまされて、バカだと冷やかしを受けるが、そんな純粋な心が、意志で発展すれば、誰も止められない固執不通、不屈の意志を発する。
-特徴
：単純だから反応が早い。普通人間たちより、0.5秒早い反応を見せる。歩みも速く、ご飯も早く食べて、誰が呼んでも答えながら、もう走っている。まるで空気をぎゅっとつめたボールのように、いつでも、はじけ出ることができるエネルギーいっぱい！
-趣味と習慣
：いくら単純なやつだといっても、頭にくる時がある。まるで真面な専業主婦のように、頭にくれば、大掃除を実施する。ものすごく怠惰なお父さんのせいで生じた習慣だ。
チェビオ
12歳。風車村最強のパンパークロス系の天才パイロット
-性格
：傲慢に見えるほどに沈着、冷徹な性格。いつも寒風がぴゅうぴゅう吹く言いぐさは、何も言わなくても充分に相手を圧倒する底力を見せる。幼い頃からバンパークロスパイロットと認められた孤高な正統派エリートで、非常に厳しい傲慢さの後には、タイオンに次ぐ負けず嫌いの勝負欲と高い自尊心、公正なスポーツマンシップががんばっている。
-特徴
節制された表情と節制された言葉、ただ平然と最後に（あごの端で？）見下すような目つき一つで雰囲気をつかむ。誰が声を掛けても、振り返らないまま後頭部で言うとか、誰を見る時も無視するような流し目でちらっと眺めるから、本当に極悪無道に偉いやつだと感じられる。決して急ぐことはないが、いつでも反応するように軽くて、水が流れるように静かに動く。
競技では早いスピードが最高の長所で、決定的なただ一発を狙う経済的なボムピングスタイルで有名だ。
サバナ
14歳。ひょろひょろ岩山で育った少女パイロット
-性格
：山で育ち、並みの男の子たちに追い付くこともできないほど、いさましくて勇猛だ。力が強くて、タフで、好戦的に見えるが、意外に弱くて繊細な女らしい面に隠されている少女。特に好きなチェビオの話が出れば、湯気が出るほどに顔を赤く染めながら恥ずかしがる。
-特徴
：現存する最高のバンパークロス専門家というモコの娘で、山奥で長い間、訓練を受けたおかげで、素早くてす早い。目がとても悪くて、ぐるぐるめがね（ビン底メガネ？）をかけて通うのに、めがねをはずせば、タフなイメージとは180度違う美しい少女の顔が現われる。感覚に依存したすごい反応速度のボムピング(bumping?)方式は、もう、従う者がいない、知られていない強者中のひとり。めがねをかけている時は、経るまでもない少年の雰囲気で, かけてない時の神秘なほどに美しい雰囲気の少女。
チャマカン
30代後半。ファイアクラン居住、現バンパークロス系の最強者
プトゥ
13歳。風車村が生んだ最高で卑劣な悪党
コレ
13歳。風車村居住、プトゥのちんぴらでタイオンの友達に生まれかわる
ヨチ
13歳。風車村居住、プトゥの荷受
モナ
12歳。ポッポカー・チューニングショップの主人
-性格
：はつらつとして、こましゃくれていて、賢い少女。目覚しい経済感覚を持って生まれ、どこでも何でも売ることができる商人。好きなタイオンについて、スカイコルロセウムまで行っても、商売をやりこなす確かなプロ精神の持ち主で、顧客に対しては徹底的に親切で優しいが、ただし、つけは刀のように受けない。好奇心も強くて、バンパークロスの情報通と呼ばれたりする。自分のこましゃくれを利用して、強売（押し売り）は勿論、お金になる情報まで掘り出すとてつもない手腕家（腕利き）。特にタイオンを思う心が、とても暖かい。
-特徴
：スモペッみたいで、可愛くて愛嬌ある行動で、目をしばたたかせて（ウインク？）、相手の心を惑わした後、自分がしたいとおりに相手を操ったりする利害に抜け目がなくがめつい少女。しかし、極めて現実的ながらも、少女らしい空想と錯覚に、ポオッ落ちこむ可愛らしい面もある。嫌いなブト一党には、女王のように君臨しながらも、好きなタイオンの前では、時にはママのように、時には妹のようにふるまって、自分の心を表示しようとするが、容易でない。いつも、ウィングボードに乗って、あちこち勤勉に動きながら、はまれない所はない。
パッチモン
30代のポッポキング幽霊が入り込んだ太ったコウモリ。
-性格
：王子病だと言っても良いほどに、孤高な自負心がとても？高い性格。特に、バンパークロスに対して驚くほどに、純粋に熱情的だ。最強のポッポキングとしての自信感だけでなく、優雅な貴族としての品位もぱりっとしているが、コウモリになった後には、現実とのギャップによって苦しい日々を過ごしている。自尊心が高くて優雅なのを楽しむが、またとても血気あふれる熱い性格だから、絶えることなくタイオンと軽いケンカをする。
-特徴
：優雅さと自負心に、ひびがぴしっぴしっと入るようになる太っているコウモリの身でじたばた。羽があるが、肥満体形によって、まともに飛んでみることもできない。あれこれと苦情が多いが、それでもタイオンの個人コーチとして、深刻で重要な瞬間には、元々の姿とオーバーラップできる。タイオンのほかには、彼の声を聞くことができず、ただチックチックするコウモリにだけ見える。バンパークロスを汚したチャマカン（ヂャマカン）を戒めるという一念ひとつで、10年の間人間の体を待った我慢強くて、強い意志を持っていたりもする。